話題の発酵食品の甘酒でダイエットしてみる
- 2015/6/6
- 飲み物

発酵食品は優れた健康効果があることで、現在は甘酒や塩麹などが様々な形で販売されています。特に甘酒は嗜好品として飲むだけで効果があるようで、とても人気が高くなっています。
一口に甘酒といっても、瓶入りや、缶、ペットボトル、パウチなど様々なタイプのものが店頭に並んで手軽に誰もが買えるようになっています。実際に購入して飲んでみると、けっこう砂糖などが加えてあって甘いことに驚きます。いくら体に良いと言っても飲みすぎるとカロリーオーバーになる可能性もありそうです。
甘酒のような発酵食品は腸内の環境を整える効果があり、その結果便秘が解消して肌の調子もよくなることで知られています。腸内環境が整うことで免疫力も高まって、体の様々な不調が解消されるだけでなく、痩せやすい体にする効果も期待できる優れた食品です。
でも、実際に市販されている甘酒の多くは飲みやすいように甘めに味付られているものが多いので、カロリーを控えるようにするためには、生の酒粕を買い求めて自分で甘酒を作るのがおすすめです。
酒粕から甘酒を作る方法は案外簡単で誰でもできます。出来れば日本酒の蔵元などで新鮮で質の良い酒粕を買い求めます。1キログラム入りで1000円程度で手に入るので、購入した酒粕は小分けにしてラップでくるんで冷蔵保存をすれば長持ちします。
板状になったものをそのまま重なった状態でザクザクとブロックにミルフィーユ状に切り分けておくと便利です。凍らしたものを使う分だけ取り出し、やや細かく裁断して一晩程度水につけてふやかしておきます。こうすることで酒粕がふやけて溶けやすくなるので、後はそれを鍋でゆっくりと煮とかしてアルコール分を飛ばせば完了です。この時に少しだけ砂糖を加えるようにすれば、市販のものよりもはるかにカロリーの低いオリジナルの甘酒が出来上がります。
出来上がった甘酒は冷蔵庫で保管し、1週間程度で飲みきるようにして、再び冷凍した酒粕を使って作ることを繰り返せば、費用も安く済むうえ、何よりも新鮮でカロリーの低い甘酒が出来上がるのでダイエットにも向いています。
腸内の状態を整えるために毎日少しずつ甘酒を飲むのですが、その日の気温や気分によって甘酒はいろいろな飲み方ができます。ストレートにそのまま飲んでもいいし、豆乳や牛乳で割って飲むのも大丈夫です。温めて飲むものというイメージがありますが、暑い季節にはさっぱりとリンゴジュースで割って飲むというのもおすすめです。
大切なのは毎日飲み続けることで、確実にお腹の調子が良くなり便秘の解消につながり、結果的には美肌やダイエットの実現に効果を発揮できるのです。